チェーン型古本屋

古本業界の閉鎖的な風潮が災いして、古本店で扱う品目にも次第に偏りが生じてき ました。そのために一般書に関しては、いわゆる新古書店の参入を許すことになったのです。広い売り場面積をもっ新古書店では、従来の古書店とは比較にならないほど高い利益を上げ、チェーン 展開する業者も相次ぎました。 その典型が、郊外型店舗として始まった新古書店のブックオフでです。最寄り品としての古本は、こうしてチェーン底型の新古書店の独壇場になったのです。 自営業である新刊書店の危機から三十年を経て、ついに古書店にも時代の波が襲いかかってきた というべきでしょう。いまや新刊書を扱う古本店は、大型店の相次ぐ開業とコンビニによる雑誌やマ ンガ本の販売拡大の挟み撃ちで、すでに中型店も経営が難しくなっています。古書店だけが高をく くっている時代はとうに去り、新刊書店の一周遅れの感じで、古書店も閉じ道をたどっているので す。 そうしたなかで、古いタイプの古書店が、地元民の最寄り商店として生き残っていく可能性が少 しでもあるとすれば、それは仕入れ古本の買い取りに関わる部分でしょう。
古本買取は埼玉県川口市のスマイルブックス